顔のたるみとトリガーポイント美容鍼その2〜「表情筋」フェイスライン編〜
こんにちは!
前回のブログで顔のたるみの原因について書かせていただきましたが、今回はさらに顔のたるみを作る原因の一つ表情筋について説明していきます。
「表情筋」
表情筋とはその名の通り、顔の喜怒哀楽を表現する際に使われるお顔の筋肉です。
私たちが普通に使っている目や口、鼻は約60種類ある表情筋により動かすことが可能となります。
表情筋は腕や足など体を動かすための骨から骨についている”骨格筋”とは違い”骨から皮膚”についているために衰えてしまうと皮膚の上がった状態を維持できず落ちてきてしまい”たるみ”が起こります。
しかも残念なことに喜怒哀楽の豊かな欧米の方は表情筋の約60%使えているのに対して日本の方は約20%ぐらいしか表情筋を使っていないそうです…。
こうなってしまうと表情筋はどんどん衰えていきたるみやしわができて”老けて見える”など自信も失われ美しさも失われていってしまいます。
ではどうするか…顔の筋肉を鍛える→正解、よく笑う→正解、これらをいっぺんにできる方法はないか…もうお気づきかと思います。
そう、美容鍼です。
美容鍼は表情筋に直接アプローチするので即効性、持続性に加え副作用もなく表情筋の衰えを予防、改善できます(^^)/
と、少し話が反れたので本題の表情筋をいろいろご紹介していきます。
今日ご紹介するのはフェイスラインのたるみに特に関係するものをご紹介していきます。
咬筋(コウキン)
咬筋はちょうどエラ周辺についてる食べ物を噛むときに使う筋肉でよくトリガーポイントが出来やすい場所です。あごの痛みやかみ合わせの異常などもこの筋肉が関係していることが多いです。
さらに咬筋が悪いとフェイスラインにむくみを出し顔が大きく見えてしまうなどフェイスラインの乱れの原因にもなります。
さらに食べ物を噛む際に左右どちらかに偏ってしまうと顔の左右のバランスが乱れてしまいますので意識して左右バランスよく噛んで食べて下さい。
側頭筋(ソクトウキン)
側頭筋は頭が痛いときに押さえてしまうこめかみの部分が側頭筋です。こちらも噛む筋肉のため顎の悩みには必ずと言っていいほど関わってきます。そしてトリガーポイントが形成されやすく悪くなりやすい筋肉です。頭痛や眼精疲労にも関与があるのでそれらのお悩みをお持ちの方もアプローチを行ったりします。
側頭筋が悪くなっているかどうかをチェックする方法として耳の上のところを指で軽くぐりぐりしてみて硬さを感じたり、痛みが出たら側頭筋が疲れていたり悪くなってるサインかもしれません。
側頭筋が悪くなるとフェイスラインが全体的に落ちてきてしまうのと目の周りの皮膚についているため目尻が落ちて見えるなど、見た目にかなり影響しますのでご自宅で少し側頭筋を上にあげるように軽く揉むなどケアが必要です。
まだ他にも笑顔をつくるのに欠かせない“大頬骨筋”(ダイキョウコツキン)もフェイスラインと関わりますが、それは“頬のたるみ”の記事ででご紹介していきます。
秋も中盤に入りさらに寒くなってきたので体調管理には気を付けましょう。(^^)/