背中の痛みを無くして美しい姿勢を維持しましょう!
今回は背中についてです。
背中は姿勢を美しく見せるうえで非常に重要です。
パソコンやスマホの復旧により体を丸くして作業する機会が増えた現代社会において多くなっているのが背中の痛みとダルさです。
主にデスクワークや最近ではネイリスト、アイリストなど前にかがみながら仕事をされる方に多いです。
それらの仕事をされてる方のほとんどが「肩甲骨が前に引っ張られている(図の矢印が記してる方向に)」状態で作業をしています。
長い時間デスクワークをすると背中を伸ばしたくなる感覚は誰しもご経験があるのではないでしょうか。
その原因となっているのが「菱形筋(リョウケイキン)」です。
菱形筋は主に大菱形筋と小菱形筋の二つから成ります、肩甲骨についており、肩甲骨を背骨の方にに引っ張る作用がメインなので”伸び”をするときや胸を張るときなど姿勢が伸びた状態の維持に使われています。
デスクワークなどで菱形筋が引っ張られていると図の✕マークのついたところにストレスがかかり、菱形筋が疲労します、さらにそのままストレスをかけ続けると以下の症状を出します。
1. 背中の張り
2. 背中の痛み
3. 背中の重だるさ
などです、こうなると「背中を伸ばすのがしんどい」、「背中を丸くしていたほうが楽だ」など姿勢がどんどん悪い方向にいきます。
✕印のところにできたトリガーポイントをとるために鍼もしますが、結構手技療法で良くなるので、手技療法→治らなければ鍼治療という流れになります。
姿勢を美しく見せるうえで、菱形筋はとても重要です、日ごろずっと同じ姿勢でいない、背中を意識的伸ばす、肩甲骨を回すなどの予防をしていつまでも美しい姿勢を維持しましょう。